格安航空会社の草分けとして華々しくデビューしたスカイマーク

Skymarkといえば、2011年以降に相次いで登場した格安航空会社(LCC)第一号の航空会社として大きな話題を呼びました。航空規則緩和は1986年というかなり以前からスタートしていたものの、本格的な航空自由化の波が訪れたのはそれよりもかなり後の2011年以降なのです。1996年11月にエイチ・アイ・エス社長により設立されたスカイマークは、全日空や日本航空という大手ばかりが強いという状況が相変わらず続いていたこの業界に歴史的な風穴を開けた航空会社なのです。その後にピーチ・エアビエーションやエアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパンなどが続々と参入し、航空業界はそれまでとは文字通り様変わりすることとなります。

その草分けとなったのがスカイマークで、着実に旅客数を増やし続けて行った結果、一時は全日空や日本航空に次いで第3位の実力を占めるまでになりました。格安航空会社のおかげで航空券はそれまでとは比べ物にならないくらい格安な価格で販売されるようになり、「空をもっとカジュアルに」というキャッチコピーとともに私たちのライフスタイルまでもを一変させたのがスカイマークなのです。

しかし、その後は全日空や日本航空の航空券の値下げ対策などにより苦境を強いられることとなり、相次ぐ運航トラブルも重なって経営状態は悪化の一途をたどることとなります。一時的な黒字回復などが見られた時期はあるものの根本的な解決とはならず、ついに全日空や日本航空に支援要請を行ってコードシェア便を運航させるなどさまざまな対策を講じることとなりました。そして2015年には東京地方裁判所に民事再生法適用を申請しています。

スカイマークは、格安航空会社他社とはやや異なる路線を打ち出していたことが特徴です。格安さでいえば格安航空会社には負けるものの、非常に分かりやすくシンプルな価格設定が旅客から高評価を得ています。また、2014年には客室乗務員のミニスカートの制服を採用したことで、広くお茶の間の話題になるとともに物議を醸しだすことにもなりました。この制服は後にウインドブレーカーとポロシャツといういでたちに代わることとなります。国際便に関しても積極的な考えを持っており、2003年の羽田ソウル間、2010年の羽田グアム間、2013年の成田グアム間などに直行便を運航させたりもしていて、現在は2018年の国際チャーター便の就航を予定しています。

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