スカイマークがLCCにカテゴライズされない理由

スカイマークは、LCC(格安航空会社)よりは高いものの全日空や日本航空などに比べれば驚くほど格安な料金で航空券の予約ができます。単純に比較すると、スカイマークの大人普通料金の最高価格が14,000円とすると全日空や日本航空などは2,8000円程度で、ほぼ半値で航空券が予約できるのです。もちろんこれは最高価格なので、搭乗する時期や時間、そして購入する時期によってはもっと安く購入することが可能です。LCC他社ほどでないにしても十分に安いといって良い航空券を販売しているのがSKYMARKですが、LCCにカテゴライズされないのはこれだけが理由なのではありません。その理由は、スカイマークがLCC他社よりもサービスが充実しているという点が挙げられます。

LCCの料金が安いのはさまざまなコスト削減を実施した結果なので、全日空や日本航空などに比べればサービスで劣る点があるのは当然です。これまでは、飛行機に乗る楽しみの一つがサービスで出される選りすぐりのお茶菓子だったものですが、全日空や日本航空であってもかつてのようなお茶菓子のサービスはなくなり、スカイマークもより低料金を実現させるために順次廃止されているのがお茶菓子や食事のサービスです。SKYMARKでは、プレミアムクラスとして設けられていたシグナスクラスで、機内食とともにウエルカムドリンクやアルコール類のサービスが実施されていましたが、2008年以降はシグナスクラス自体が廃止されるのを受けてすべての座席での食事や飲み物のサービスが廃止されています。その代わりに、スナックやソフトドリンク、コーヒーは100円で、アルコール類は300円、アイスクリームなどは100~300円程度と、非常に良心的な値段でのサービスが提供されるようになりました。それでも、LCC他社では例えばソフトドリンク類は200円程度するなど、スカイマークよりも高い値段が設定されており、そこから少しずつでも収入につなげているといわれています。

スカイマークがLCC他社よりも充実したserviceを行っているのは他にもあります。受託手荷物料金は、LCC他社のエコノミークラスが有料であるのに対してスカイマークは15kg以内であれば無料となり、ブランケットの貸し出しも、LCC他社がサービス無しまたはクラスによって貸し出し可能としているのに対して、スカイマークはすべての座席で無料での貸し出しを実施しています。

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